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お客様の信頼性や
ブランドイメージを守るため、
製品の質を維持し
さらに高い水準を目指す
K.R
品質保証部
商学部/2021年入社
期待される品質水準の高さに
身が引き締まる
就職活動の際、進みたい分野をなかなか見出せずにいました。そこで改めて身の回りを見渡して、目に留まったのが段ボール。社会におけるその意義を考えてみると、段ボールに入っている製品の品質を保ちながら求められている場所に届ける重要な役割を担っていることに気づき、俄然興味が湧きました。日本トーカンパッケージ(NTP)は面接の雰囲気もざっくばらんで、自分らしく仕事ができそうだと感じて入社を決めました。
入社後に改めて実感したのは期待されている水準の高さ。最終消費者の目線では気にならないような仕上がりのブレも不良品にカウントされることを知り、お取引先の信頼性やブランドイメージを守るため製品の質を高いレベルで維持する意識が欠かせないのだと身が引き締まりました。
ときに試験室で製品強度の
検証を行うことも
日々の業務では、主に良品ではない製品についてのデータ集計についてのデータ集計や、各工場と本社関係部署が参加する品質会議の資料作成などを担当。高品質を維持する方策を話し合う場で、品質保証部の一員として発言することもあります。現状の製造工程にどのような改善すれば不良品が減るのか、また現状の作業工程を見直して、作業工数を減らすことはできないか考え実行を働きかけて成果が見られると仕事のやりがいを感じます。
大口のお取引先に向けた新製品の製造に入る際には、設計したパッケージがご依頼の基準を満たしているかの検証を行うことも。専門の試験室で上下左右から負荷をかけたときの強度などを測定し、報告書を作成して提出。お客様にご了承をいただき、無事量産につなげたときの達成感は大きいです。

作業効率向上とさらなる高品質を
実現するDXを推進
NTPでも現在、様々な領域でDXを進めており、品質保証に関わるものについてプロジェクトチームの一員として参加しております。例えば、不良品が発生しそれを防ぐ対策を立てることが「守りの品質保証」であるとすれば、DXによってよりお客様から信頼されるものづくりをしていく「攻めの品質保証」。まず着手したのが帳票で、製造から出荷という一連の工程の中で使用される帳票をデジタル化。関係部門間で進捗状況をタイムリーに共有することやトレーサビリティの向上にも繋がります。
DXを推進する中で、製造の現場をまだ十分に把握していないと実感しています。理解を深め関係者の声に耳を傾けて、製造に携わる人たちに「デジタル化して良かった」と感じてもらえるDXを実現することが目標です。